スタイリングが上手くいかないのはシルエットを見ていないからなんです!
いつもPacoをご利用有難うございます☆
城東区 関目 美容院 Pacoの松岡です。
先日、久しぶりに1人で映画を観に行きました。
「ワイルドスピード/ジェットブレイク」!!
そう。
楽しみにしていたのですが、憎きコロナのせいで去年の5月から1年以上も延期になっていたんです!泣
内容はネタバレになるのでもちろん言いませんが、、、
控えめに言って・・・最高でした!!!!
途中でも泣きそうになり、最後の最後にこれまたニクイ演出にも泣きそうになりました。
つまり何て言いますか・・・是非見てくださいって事です!!!!←
※涙脆い方は、ハンカチやタオルをご用意された方がいいかもしれません・・・。
さて今回は、ヘアスタイルのシルエットについてです。
シルエットとは、意味だけで言うと影絵のような意味合いになるのですが、髪やファッション業界の言葉で言うと「輪郭」と言う意味になります。
ヘアスタイルで言うと「顔と髪の毛の大まかな外側のライン(輪郭)」になります。
よく皆さんが聞くのは「ひし形シルエット」や「Aライン」などではないでしょうか。
(昔は「エイトフォルム」なんてのもありました。わかる方は私と年齢が近いはず・・・笑)
こちらのモデルさん↓
左がカット前で、右がカットしてコテで巻いた状態です。
いわゆる「ひし形シルエット」です。
ちなみに肩よりも長いヘアスタイルでひし形にするのにはスタイリング(コテで巻くなど)をしなければ物理的に不可能です。
(髪が自然と横(上)に浮き上がることなんてないので)
大体がこの様に↓
何も(スタイリングを)しなければAラインのシルエットになります。
肩よりも短く、特に顔まわりに髪が来るようなボブやショートであれば、骨格や髪質にもよりますが、カットでも「ひし形シルエット」に近付けることは出来ます。
ひし形シルエットのスタイルは、トップを高く見せ、日本人の頭の形で多く見られる、ハチ張りや後頭部の絶壁を隠しやすいスタイルです。
これはヘアアレンジしたスタイルにも同じく言えることですし、前から見ても、横から見ても、後ろから見ても同じです。
もちろん女性だけに限らず、男性のヘアスタイルでもひし形シルエットを意識したカットやスタイリングも多くあります。
が、男性に限ってはそれが全てではなく、四角いシルエットにするスタイルもあります。
あえてトップを平らにしてハチ部分の角を作るスタイルが今で言うバーバースタイルと呼ばれているスタイルです。
今のご時世、「男性・女性」と分けていうのもどうかとも思いますが、スタイリストを10年以上してきて、営業ではまだ女性をこの様な四角いシルエットのようなスタイルにはしたことはありません。。(いつかしてみたいです。)
美容院に来て、美容師に最後の仕上げにブローをしてもらったり、コテで巻いてもらったり、ワックスやジェルでスタイリングをしてもらうと、同じ自分の髪の毛なのにいつも自分でするスタイリングと全然違っていたりしませんか?
もちろん私たちの腕はプロですし、カットもしたばっかりですし、シャンプーもしたばっかりですし、使っているものがプロ用のブラシだったりドライヤーだったりスタイリング剤だったりします。
が!!!
ドライヤーやスタイリング剤を変える前に、まずはシルエットに目を向けてみてください。(もちろんドライヤーやスタイリング剤変えるともっと良いです笑) それだけで、ご自分でもスタイリングがグッと良くなります。
今年に入って私たちPacoのスタイリストは『スタイル撮影』というものを始めました。
今まで肉眼だけで見てきたスタイルを、カメラ越しに改めて見ると、より一層に立体感やシルエットに私たちも意識が向き出しました。
わたし個人で言うと、以前からお客様の後ろ姿やサイドからのアングルで(お顔が見えないように)写真を(もちろん許可をいただいてから)撮らせてもらっていました。
ですがやはりサロンモデルを使って顔も入れて撮りだすようになると、当たり前なのですが、人間は平面(2次元)ではなく立体的(3次元)なので、いろんな角度が美しくないとヘアスタイルは成り立たないんだな、という事を改めて思い知らされます。
スタイル撮影↓(iphoneで撮影)
スタイリングが上手くいかないのはシルエットを見ていないからなんです! その7
このような感じで、自分でスタイルを作って自分で撮影したり、
撮影会ではカメラマンさんに撮っていただいたり日々しています。
髪についても、撮影に関しても、まだまだ勉強中ではありますが、より一層のお客様の満足に繋がるよう、色々ろ試行錯誤していこうと思います( ´ ▽ ` )
あと最後に・・・
スタイリングはぶっちゃけ『慣れ』です。
1度や2度3度やったところですぐに上手くはなりません。
(なった方は美容師を目指したらいいんじゃないかレベルの天才な才能を持っています!!笑)
私たちももちろん何度も何度も何度も何度も練習してきた結果です。
ですが、闇雲に練習してきたわけではありません。
技術には『コツ』というものもあります。
それが今回の「シルエットを意識する」事です。
是非、ご自身のスタイリングも、この『コツ』を意識しながら「昨日より今日」「今日より明日」と、少しずつでいいので、ヘアスタイルを楽しんでみてください。
無理して慣れようとするのではなく、楽しみながら、スタイルに慣れていくような、力まない感じでお試しくださいね。
そしてより良いヘアスタイルになるよう、皆さまがヘアスタイルを楽しめるよう、お悩みなどあれば何でもご相談ください( ´ ▽ ` )☆
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません