秋の抜け毛

いつもPacoをご利用有難うございます☆
スタッフ松岡です。

10月に入り、まだまだお昼は暑い時間帯もありますが、少しずつ肌寒い時間帯も出てきて秋を感じてきましたね。
そんな毎年夏から秋にかけては、お客様からよく質問される「秋の抜け毛」について今回はお話をさせてもらいます。

「抜け毛」とは、それ以上育たなくなり、皮膚から抜け落ちた髪の毛のことです。
力が加わって抜けたものや、枝毛のように途中でちぎれたものは抜け毛には含まれません。
髪にはヘアサイクルという周期があり、古くなり育たなくなった髪は抜け落ち、新しい髪に生まれ変わっています。

普段は1日に50～100本程度の髪の毛が抜けると言われていますが、秋になると１日に２００本以上の髪の毛が抜けることがあるようです。

基本的に人間も動物です。
犬や猫が換毛期があるように、人間も髪の毛や体毛などによって体温管理のために調節してることもあります。

特に秋は抜け毛が増える季節です。
一般的には春と秋と言われていて、原因は春と秋は自然脱毛が多発する時期だからです。
ですので、もし春や秋に普通より抜け毛が多いな、と感じていても心配しなくて大丈夫です。
春や秋になると、自律神経の作用が活発に働くようになります。
この機能は意識とは関係なく、自立的に働いています。

他にも秋が理由とされているのは、皮膚の一部である頭皮が強い紫外線やアレルギー反応による皮膚トラブルや汚れ、ストレスによりコンディションを崩すと、毛細血管から髪の毛の種となる毛母細胞に十分な栄養を送れなくなったり、毛母細胞自体もダメージを受けたりして発育が鈍ります。

【抜け毛を防ぎ回復へと導く方法】

【1.について】

空調の使用により室内が乾燥することも秋に抜け毛が多いと感じる理由です。

夏の暑い中、エアコンにあたり過ぎたりしていると頭皮が乾燥したり、
秋になって台風や秋雨前線などの影響で、急に朝晩の気温が下がる日が増えてきて暖房を入れたり、、
空気の乾燥によって頭皮環境が悪化し、抜け毛のリスクが高くなります。
頭皮が乾燥することで、かえって皮脂の分泌量が増加するため注意が必要です。
べたつきの原因として敬遠されがちな皮脂には、頭皮を乾燥や外部の刺激から守る役割もあります。
頭皮が乾燥すると、皮脂の分泌量が過剰になり、脂漏性皮膚炎（しろうせいひふえん）を発症する可能性があります。
脂漏性皮膚炎を発症した場合、頭皮環境の悪化にともなって、抜け毛のリスクも高くなるため注意が必要です。

（Pacoには頭皮の乾燥には頭皮の化粧水や美容液もありますのでご相談くださいね。）

【2.について】

まずは普段のヘアケアを見直してみてください。
抜け毛が増える原因はさまざまですが、普段使っているシャンプーの種類や洗髪の頻度、ヘアケアのやり方によって抜け毛のリスクを高めている可能性もあります。

シャンプーをしても頭皮のかゆみや赤みが残っている場合、シャンプーが肌質に合っていないのかもしれません。
そのような場合は、頭皮に優しいシャンプーを選ぶことがおすすめです。
（Pacoでは頭皮のためであればバーデンスシャンプー、育毛であればデミのシャンプーをお勧めしています。）
また、シャンプーの頻度があまりにも多い場合、頭皮の乾燥による抜け毛のリスクが高くなります。
シャンプーは基本的には夜に行い、
洗髪後には頭皮を保湿して、頭皮環境の悪化を抑制することが重要です。

※朝だけシャンプーする場合、日中の汗や汚れを夜もそのままにしておくと、寝ている間に頭皮に雑菌が繁殖しやすくなります。
雑菌が繁殖すると頭皮環境が悪化し健康的な髪が生えにくくなるため、細い髪や抜けやすい髪が増え薄毛につながる可能性があります。
または毛穴に要らない皮脂やスタイリング剤などが詰まりやすくなります。

【3.について】

日常の生活習慣を改善し、自律神経やホルモンバランスの乱れをなくすことで、秋の抜け毛を防ぎ、回復へと導きます。
次のような方法で、自律神経やホルモンのバランスを保つと良いかと思われます。

これらはお客様の髪をずっと見て担当させていただいている私も分かるのですが
生活習慣や食習慣は本当に頭皮に顕著に状態が現れます。
急には変えれない事もあるでしょうが、一度見直してみてくださいね。

ちなみに私も、今までカラー剤で頭皮が沁みたりしなかったのですが、最近カラーをした時になぜか頭皮が沁みてそのあとヒリヒリ・・・。
その1週間後くらいには頭皮の皮がめくれてフケのようになってしまいました・・・。
シャンプーにはそもそも気を付けてきちんとしたものを使っていたので、シャンプーの仕方を変えたり、頭皮化粧水を付けたりすると3〜4日でおさまりました。
（※ちなみに、フケなどがあまりに酷いと皮膚科などに行く事をお勧めします。）

抜け毛が多い季節ですがあまり気にしすぎもストレスの原因になります。
悩んでいましたらぜひお店でスタッフにお気軽にご相談くださいね(^^)